こだわりのそばコラム



 
山本かじのでは、原料は直接生産地を視察して仕入れております。国産品ですと、信州・飯綱町や北海道に出向き、生産者と顔を合わせ、畑の土に触れさせて頂き信頼関係を築いた上で、そば粉を仕入れております。一部の商品は外国産(中国)のそば粉を使用しておりますが、しっかりと現地へ視察し、生産者の顔と畑を確認しております。厳選した材料と山本かじの独自の製法で、安心・安全な蕎麦をお客様へお届けいたします。
 
【2015年8月28日・29日  北海道幌加内町 第22回新そば祭りの様子】
   

 

日本一のそば収穫高を誇る北海道幌加内町のそば畑を自分の目で見て参りました。今年は雨等の天気もありましたが、例年並みの収穫にはなりそうだとの事です。白いそばの花がとても綺麗でした。
又8月末に行われている”新そば祭り”は全道あるいは全国から約5万人が来場されお好みの”新そばを”長い方では2時間以上並ばれて舌鼓を打たれていました。
 
 
【飯綱町産そばのご紹介】
   

そば畑と平塚様

刈り入れの様子 
飯綱町は長野県の北信市域に位置し、戸隠、信濃町に隣接するそばの産地です。長野県北信地域は、朝夕の寒暖の差が大きく、霧も多く昔からそばの産地として高い評価をいただいております。
長野県で推奨する、信濃1号をより原種に近い状態で生産することで、甘みの深い、香りのあるそばを後世に残したいと考えております。
旨いそばの産地を目指して、頑張っています。
 

((有)飯綱町ふるさと振興公社 平塚様より)

 
【北海道産そばのご紹介】
   

広い蕎麦畑

刈り入れの様子 
蕎麦は、霧下そばと言われるように「寒暖差があり、霧が発生し、湿度の低い地域のものがおいしい」と言われています。北海道の収穫時期の8月は、日中30度を越えてしまう夏の日でも、夜には10度前後まで気温が下がります。そして夜の冷え込みと日中の温度差を和らげる朝霧の発生も多く、1年を通して湿度が低い、という気象条件にあり、そばづくりには最も適した地域と言えます。平成25年は、作付け面積22,200ha、生産量は15,100トンで、そばの作付け面積、生産量ともに日本一の生産地となっています。
 北海道で生産される蕎麦は「キタワセソバ」が主流です。早熟で、多収。現在では道内作付面積のおよそ90%で生産されています。
 
【赤峰市産そばのご紹介】
   

天津市三儀農食品 李代表と私

畑の様子
 

赤峰市周辺のそば栽培の歴史は、約20年前に三忠様(※)と住友様(※)がアメリカ産の玄そば20トン持ち込んだのが始まりで、現在、赤峰では年間約6万トンの収穫があります。
(※)原材料輸入商社様

赤峰市から郊外の高家梁(ガオジャージン)への移動では、とうもろこし⇒あわ⇒小麦⇒そば、といった中国での主要作物が市内から郊外に向かって作付けされている様子が伺えました。
赤峰市内から高家梁への移動道中で、地元集荷業者の自宅兼集荷場へ訪問。農民代表の方友明(ファンユウミン)氏は約2,500 農家、15,000 人を束ねていて、集荷した玄そばを素選別まで行っています。
倉庫内にはヒネの玄そばが山と積んであり、収穫した玄そばは敷地内で手篩いして乾燥させています。
訪問時は、全体的にまだ収穫はあまり進んでいない状況でした。本来、収穫のタイミング的に花びらが1枚残った状態で刈るのがベストですが、圃場(作物を栽培する田畑)によっては収穫時期がだいぶ過ぎ、成熟し過ぎているところが多い様子でした。

 
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